美味しいお米栄屋ファーム 店長日記
令和4年産米について
・令和4年産米は土壌分析の結果を、ブロフウェアードクターというソフトで解析、土壌改良に最適な肥料、ミネラルをしっかり施しました。
・土壌酸度PHが6.5以上になると稲の根が白くなります、白い根は沢山の養分を吸収し美味しいお米が沢山採れます、すでに何年もかけて大量な土壌改良資材を投入してきましたが、ようやく稲の根が白い根になってきました。白い根の写真も各商品の写真に掲載しています、まだまだ真っ白になるには年月がかかりますが根気よく継続して行こうと思います。
・わら処理も秋耕耘を1回春耕耘を2回、代掻き時酵母菌と乳酸菌を投入藁の分解、有機肥料の分解に役立っています。
・薬剤使用も最小限に抑えました。2単位の除草剤を2回のみ使用薬剤としての使用はこれだけです。
通常田植時苗箱に殺菌殺虫剤を使用しますが、今回カウントゼロと言う農薬としてのカウントをしなくて良いと言う安全なものを使用減農薬で育てました。
・育苗時種もみを発芽させるのですが、最近では温湯消毒と言って60℃のお湯に10分間漬ける方法でやるのが一般的です、(風さやか、コシヒカリはこの方法でやりました)ミルキークイーンでは酵母菌処理という世間ではやっている人がほぼいないと思われる方法で行いました。去年も挑戦して失敗したのですが、諦めず挑戦大成功とは行かなかったのですが何とか克服し育苗する事が出来ました。この方法は種子を酵母菌液の中に浸し酵母菌に種子に付いている雑菌を食べてもらい種子消毒とするものですが、この酵母菌が稲の根に住み着き稲の生涯を通じて稲に係るという事で、ミルキークイーンと他の品種と比較してもミルキークイーンの稲の状態が良かった事から、令和5年産米は全て酵母菌処理でやってみようと思います。
- 2022.11.23
- 09:49
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